ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/657/

徴兵反対者に対する日系コミュニティの反応(英語)

(英語) 徴兵拒否をした僕らが投獄という措置を受けたのは、これ以上の徴兵拒否者を収容所から出さない、という政府の強い思惑があったからだと思います。政府は、我々が米国日系人市民協会や行政の意向に沿うような奉仕的任務に志願することに入念だった訳です。だからこそ、政府は僕らのような徴兵忌避者に「no-no boys」1という名前を付け、それから臆病者だとか、裏切り者、いろんな風に呼んだんですね。僕が徴兵拒否を選択した理由や、なぜそのような立場を取るに至ったか、自分の考えを今こそ大衆に伝えたいと思うようになった一因がそれなのです。戦後50年以上経ちますが、今まで誰も僕に徴兵忌避の理由を聞くことはありませんでしたし、新聞に書いてあることだけで全て判断されていたんですよ。

1. 『No No Boys』は第二次世界大戦中に国家への忠義に関する質問の内2項目に「NO」と返事をし、強制収容された日系人のこと。その2項目とは、「米軍兵として国のために戦うか」 そして「米国への完全な忠義と、日本の天皇を拒否するか」という内容だった。

 


徴兵拒否者 抵抗者 第二次世界大戦

日付: 1997年7月25日

場所: 米国、ワシントン州

インタビュアー: ラリー・ハシマ、スティーブン・フギタ

提供: Denshō: The Japanese American Legacy Project

語り手のプロフィール

ジーン・アクツ氏は、1925年にワシントン州シアトルで生まれた、日系二世の男性です。戦前の幼少時代をシアトルの日本街で過ごしますが、(戦争が始まると)ワシントン州ピュウアラップの集合センターおよびアイダホ州ミニドカの収容所へ収容されました。徴兵を拒否したため、ワシントン州マクニール島の刑務所に徴兵拒否の罪で入れられ、(出所後は)シアトルに再び腰を落ち着けました。(1997年7月25日)

Willie Ito
en
ja
es
pt
ウィリー・イトウ

タンフォラン集合センター(英語)

第二次世界大戦中トパーズに強制収容された日系三世。受賞歴のあるディズニーアニメーター(1934年生)

en
ja
es
pt
Willie Ito
en
ja
es
pt
ウィリー・イトウ

トパーズでブローチを作る父(英語)

第二次世界大戦中トパーズに強制収容された日系三世。受賞歴のあるディズニーアニメーター(1934年生)

en
ja
es
pt
Masato Ninomiya
en
ja
es
pt
二宮 正人

戦時中に厳しく規制された外国語教育

サンパウロ大学法学部博士教授、弁護士、翻訳家(1948年生)

en
ja
es
pt