(英語) (AAA: Asian Americans for Action1)はとても良い経験になりました。お陰で有色人種に対する差別や不当行為という点で、アメリカの司法制度に欠陥があることをもっと意識するようになりました。この3月にAAAの活動に参加したのですが、これにはかなりショックを受けましたよ。「お前らの来た国へ帰れ!」「Gook(東洋人の蔑称)!」などの憎悪に満ちた罵声を浴びながら街中を(デモ行進して)歩くんですから、かなり抵抗がありましたね。
1. Asian Americans for Action(またはAAA)はカズ・イイジマとシズ・ミン・マツダによって設立された、East Coast pan-Asian organizationsの最初の団代。エスニック・アイデンティティと誇りを重視し、それらを協会の理念としている。様々なアジア人アメリカ人団体と結集し、政治活動を奨励したりする一方で、自分達も政治活動を行っている。
アメリカ帰国後、Asian Americans for Actionの活動に参加するようになりました。補償運動の際は、夫ジャックとともにワシントンDCの国立公文書館で資料を集め、とても重要な役割を果たしました。公文書館からの資料はフレッド・コレマツ、ミノル・ヤスイ、ゴードン・ヒラバヤシの判決を取り消すための再審請求(coram nobis)でも重要な証拠としても提示されました。また、アイコはCommission on Wartime Relocation and Internment of Civilians(戦時中の民間人転住と収容 に関する委員会)の主要な調査員として任命され、法務省のRedress Administration(補償運動管理局)で補償金の受け取りが可能な個人を特定などに携わりました。