(英語) 最初の頃は、規模の大きい雑誌を作ってる人達は、(追い越されることが)恐いからなのか、何を考えてそう言ってたのかよくわからないけど、僕達のやってることを見て、なんか変わってるし、これではものにならないんじゃないかとか、アイデアもすぐ尽きるんじゃないかとか言われてたんですね。他にも「あれでは無理だよ。すぐに立ち行かなくなるんじゃないの」とか人が言うのを耳にしたし、とにかくみんな悪いことしか言わなかったんですよ。でも結局僕らのは小さいお店に置いてもらえるようになったし、買ってくれる人達も増えてきて、続けるうちに少しずつ大きくなっていったんです。では僕らのやり方では無理だって言ってた人達の方が立ち行かなくなって、僕らの方はやっていけてるんですよ。
僕が言いたいのは自分達が勝ったとかそういうことじゃなくて、結局僕らの方が長持ちしてたんです。それは何でかって言うと、やっぱり小さい規模で、期待値も低いところから僕らは始めたし、プレッシャーも無かったからなんですよね。ただ楽しんで作ってたんです。そして今でも『ジャイアント・ロボット』の制作はすごく楽しくて、それが(継続の)秘訣なんです。決して面倒にならないんですよ。
日付: 2005年11月27日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ジョン・エサキ、ジャニス・タナカ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター