ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/1725/

他国からの移民が多いエスコバール

そのエスコバールというのは、もちろん重要な産業が花卉栽培であり、そこに日系人・日本人が従事している。我々がどこの学校に行っても一定のパーセンテージは存在するわけですよ。でも幸いにもそこにはイタリア人は勿論ですけれども、ポルトガルとかポーランドとか、そして次第にはボリビア、パラグアイの隣国移民というのも随分入ってきたわけですよ。だから学校、自治体としてもですね、その色々な国の子供達がいるということはあまり違和感なく受け入れてくれましたし、僕たちが日系人でこういう東洋人の顔をしててもですね、非常に優しく迎えてくれましたし、尊敬してくれたわけですよ。

で、うちらの父達もみんな一生懸命そういう風にして、社会のために仕事をしているわけですから。あと色々な形でその社会貢献もしていましたので、あまりこう変な摩擦とか、あと差別問題とかっていうのは聞いたことないですね。


アルゼンチン ブエノスアイレス エスコバール 多民族性

日付: 2019年9月22日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: 西村 陽子

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

1962年、アルゼンチン、ブエノスアイレス州のエスコバールに生まれる。エスコバール日本語学校へ通いほぼバイリンガル教育を受ける。大学生のときにマルビナス紛争が勃発、従軍して通信兵として任務を全うする。その後、ブエノスアイレスのサルバドル大学国際関係学部を卒業し、1990年国費留学生として来日。横浜国立大学大学院で労働法を専攻し修士号を取得。

現在は、日本でスペイン語の渉外法務翻訳、法廷通訳、放送通訳、さらにはJICA研修員オリエンテーション講師、静岡県立大でスペイン語、獨協大学でラテンアメリカ経済と法を教える傍ら多文化共生関係の講演を行っている。在日ラテンアメリカ出身の日系人などのサポートを行っている。(2020年2月)

キップ・フルベック

アメリカ国外でのアイデンティティに関する問題 (英語)

映画製作者・アーティスト(1965年生)

キップ・フルベック

他人にアイデンティティを強要(英語)

映画製作者・アーティスト(1965年生)

キップ・フルベック

「アイデンティティ芸術」にみる変化(英語)

映画製作者・アーティスト(1965年生)

キップ・フルベック

自分が誰であるかを主張する権利(英語)

映画製作者・アーティスト(1965年生)

キップ・フルベック

「ハパ」の定義(英語)

映画製作者・アーティスト(1965年生)

ジェロ (ジェローム・チャールズ・ホワイト Jr.)

伝統を大切にするということ (英語)

演歌歌手(1981年生)

ジェロ (ジェローム・チャールズ・ホワイト Jr.)

家族以外の人前で歌うことはなかった演歌(英語)

演歌歌手(1981年生)