インタビュー
トラウマを乗り越え、原爆の体験を語る(英語)
(英語)日本から帰国した1948年以降、私は悪夢にうなされ、夜中に叫びながら目を覚ましていたと母は言っていました。私には食べられない物もありました。マリナラソースのスパゲティなど、赤い色の食べ物は全てダメでした。ピンクグレープフルーツや赤肉など、子供時代に目撃した大虐殺を思い出させるものは全て、口にすることも飲み込むこともできませんでした。
でも時が過ぎ、原爆投下から10年後の1955年にはそれも消えたように思います。それ以降、原爆の話をすることができるようになりました。内容によっては少し胸が詰まる思いをすることもありますが、もしかすると聞いている人たちより私の方が落ち着いた気持ちで話せているかもしれません。もう何度も講演しているので、鈍感になったからかもしれませんが。もちろん困難なこともありますが、耐えられないほどではありません。
日付: 2019年9月3日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: 三木 昌子
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター
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