インタビュー
最も運に恵まれた一世(英語)
(英語)父は典型的な一世で、勤勉で正直な人です。そして綺麗好きで、規則に忠実。なので、コットン氏は父の物事に取り組む姿勢を好んでいたと思います。姿勢というか、価値観ですね。父はコットン氏の優しさを感じ、そして神のように信じていたのだと思います。コットン氏は父に上流社会のマナーも教えていました。なので父は、私が子供のときテーブルマナーに大変厳しかったです。フォークとナイフの使い方、スープの飲み方、肉の食べ方や切り方など。
「大きくなったらきっとアメリカに戻りたくなったり、留学したくなるだろう。そうなったとき、白人の生徒の前で惨めな思いをして欲しくない。だからマナーやエチケットを覚えるべきだ」と、父は言っていました。すべてコットン氏から学んだことです。だから、父は本当に運の良い一世だったのだと思います。
日付: 2012年1月31日
場所: 米国、カリフォルニア州
インタビュアー: ジョン・エサキ、西村 陽子
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター