(英語)彼らの息は、もう信じられませんでした。たぶん何年も歯を磨いていなかったのだと思いますが、本当のところはわかりません。でも、兵士である以上、そこに立っていなくてはなりませんでした。彼らはかなり近くまで寄って来るわけですが、同情というか優しくしてくれる他者との接近を必要としていたのですね。近距離なので、彼らの息を避けるため、顔を左に向けて息を吸い込み、正面に顔を戻していました。でも、後ずさりはできないんですね。兵士でしたから。兵士は後退してはいけないんです。彼らは、気の毒な人たちでした。
日付: 2013年2月12日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ダンカン・ウィリアムス
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター,ニットータイヤ「Life History Project」の協力。南カリフォルニア大学「Hapa Japan Database Project」による提供。