ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/1296/

アートセンター(日本語)

(日本語)ラリーは、絵を描くことが大好きでしたが、相当量の物作りもしていました。彼にとって絵を描くことは、物作りの副産物だったのでしょう。もともと彼は車に触れていたので、それに伴い絵も描いていたわけですね。

ラリーは、自身の若い頃について、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインのこと以外は語りませんでした。というのも僕が、車で有名な大学、つまり、自動車デザイン科に定評のあるアートセンターにすごく興味があったからです。そして、ラリーがこの学校を退学処分になっていたことにも非常に興味をそそられました。おそらくラリーは、最も有名なアートセンター中退者でしょう。

I*:なぜ退学処分になったか、ラリーは話しましたか?

そこまで突っ込んだ話は聞いていません。主な理由は、溶け込めなかったということでしょうね。それは、ラリーの人生全般に言えることだと思います。常に輪の外に居て、それが深刻な問題を招いたのでしょう。退学の本当の理由を聞いたことはありませんが、周囲に溶け込むことができなかったことが主な原因でしょう。

* ”I” はインタビュアー(アキラ・ボック)


自動車 ラリー・シノダ 自動車(motor vehicles)

日付: 2011年9月14日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: アキラ・ボック

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

ロン・クスミさんは、アナハイムの高校を卒業後、カリフォルニア工科大学ポモナ校で学位を取得し、その後、日産や三菱など、自動車業界で20年間働きました。ロンが有名デザイナーのラリー・シノダと出会ったのは、日産でアルミの合板ホイール開発プロジェクトに携わっていた時でした。ロンは、プロジェクトに関するラリーの簡潔なコメントを聞き、彼のスタイルと機能の神髄を見抜く目と非凡な才能に感銘を受けました。2人は、スポーツカーへの情熱を共有する友人となりました。ロンは、過去15年に渡り、カリフォルニア州ロングビーチで独立系撮影所を経営し、ケーブルテレビのための番組の構成、プロデュース、監督をしています。(2012年9月)

グレース・アイコ・ナカムラ

収容所でラリーが椅子をデザイン(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉

グレース・アイコ・ナカムラ

ラリーの釣りの腕前(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉

グレース・アイコ・ナカムラ

ラリーの危険なカーレースに対する母の反応(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉

グレース・アイコ・ナカムラ

ラリーとクリントン大統領(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉

グレース・アイコ・ナカムラ

コルベットの殿堂(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉