それからペルーっていうのは、1531年にスペイン人のピサロっていうのが攻めてきたわけだけど、それ以来ね、プレインカ・インカ。それからあとね、スペイン、イタリアね。それから、もちろん中国とか日本とかいろんな文化が入ってきて、融合してて、そのおいしいところだけを使った料理っていうのがいっぱいあるわけです。これはうまいに決まってるわけです。それから、我々料理人が一番大切に思うことは、やっぱり材料なんだけど、その材料がすぐ身近にある。豊富にある。そういったおもしろい文化が全部融合してる。これは、料理がまずいわけないわけ。今までね、ペルー料理っていうのは、みんなね、あんまりね、知らなかったんだけど、今ものすごく注目されてる。
で、私がついこの間、私はスペインのサラゴサから帰ってきたんだけど、要するにもう報道陣か何かいっぱいで、要するにみんな知りたがってる。バルセロナでも同じ。もう満員です。ですからそういった意味では、ペルー料理、これからね、知られていくと思います。で、松久さんも、彼は基本的にはもちろん日本料理なんだけど、彼はやっぱり一番最初にやったってことはラテン料理って言われてるけど、ま、ペルー料理ですね。それが、まぁ、一番基盤になってると思うんだけど。そのぐらいペルーの食文化っていうのは面白い。
日付: 2007年4月18日
場所: ペルー、リマ市
Interviewer: アン・カネコ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター